ココナッツ(coconut)はヤシ科の単子葉植物、ココヤシの果実である。ココナツともいう。熱帯アジアに分布し、樹高 15-30 m に達するものとその半分程度の矮性のものがある。果実は植物繊維 繊維質の厚い殻に包まれ、その中に固い殻に包まれた大きな種子がある。種子の内部は大きな胚乳に占められ、周縁部の固形胚乳と中心部の液状胚乳に分かれる。未熟果はこりこりした固形胚乳を生食するほか、液状胚乳をココナッツジュースとして飲用とする。成熟果の胚乳を削りとって乾燥させたものはコプラと呼ばれ、食用油の原料として重要である。洋菓子の原料とするココナッツはこれである。コプラを水に浸して揉み出したものはココナッツミルクと呼ばれ、熱帯アジア各地で様々な料理の素材として重要な位置を占めている。