結婚式(けっこんしき)は婚姻を成立させるため、もしくは確認するための儀式であり、古くから世界各地に見られる。地域により様々な様式があるが、どの地域でも喜びの儀式であるImage:Weddingring-JH.jpg 300px thumb 指輪交換の儀式和泉流の狂言『舟渡婿』では通い婚が「露見」した後に嫁と舅の家へ鯛などの魚と酒を持参し祝いをするという式を行うことが前提になっている。1563年に来日し、安土桃山時代の日本の記録を残したルイス・フロイスの書簡によれば、「日本では結婚式をおこなわない」と記述されていた。婚席に神々が臨在するという考えは中世の床飾りから見られ、江戸中期の貞丈雑記に明文化された。新郎の自宅に身内の者が集まり、高砂の尉と姥の掛け軸を床の間に掛け、鶴亀の置物を飾った島台を置き、その前で盃事をして結婚式をする、いわゆる祝言が行われた。家の床の間は神様が居る神聖な場所で、掛け軸や島台も神さまの拠り所でもあり、当時から結婚式は宗教と密接な関係があった。旧暦の10月は「神無月」であったので、結婚式はこの月を避けて行われた。「宗教色を無くす」という意図において一時期流行した人前式(じんぜんしき)は、この意味において全くの別物である。