皮脂といえば...

「皮脂」のピックアップ・エントリー

皮脂 w
皮脂(ひし)は、皮脂線から分泌される脂肪などを含むエマルション様の液体である。皮脂腺の線細胞が内部で合成した分泌物を多量に蓄積した後、細胞全体が崩壊することによって皮脂腺内腔に放出される。つまり、皮脂は皮脂腺細胞の崩壊物全体からなる。毛穴の内面に開く皮脂腺開口部から皮膚表面に分泌され、皮膚や毛の表面に常に薄い膜状に広がり、物理的、化学的に皮膚や毛髪の保護や保湿の役割を果たしている。また、これに含まれる脂肪が皮膚の常在細菌によって分解されることによって生じる脂肪酸によって皮膚の表面は弱酸性となり、これによって病原菌などを排除する機能も持つ。
皮脂腺 w
皮脂腺(ひしせん)は、皮膚の内部にある小さい腺。主に皮脂を分泌し、皮膚や毛髪の表面の保護や保湿の働きをする。脂腺とも。体毛1本に対してそれぞれ皮脂腺が存在するが、体の場所によって皮脂腺が発達しているところとそうでないところがある。頭皮は発達している例であり、髪を保護するために多量の皮脂を分泌する。しかし髪があまりにも長いと全体に皮脂が行き渡らないため、リンスやトリートメントを使用して補うことがある。ストレスを受けると体内の活性酸素が急激に増加して皮脂腺が活発になるが、この時分泌された皮脂には通常より強い臭いを伴う。 人体 ひしせん
毛穴 w
毛穴(けあな)は、生物の皮膚の表面に存在する小さな孔。人の肌の1cm四方には、少なくとも20個はあるという。ここから体毛が生えることから、毛穴と呼ばれる。毛穴の役割は幾つかあるが、いずれも体内から体外へと放出する役割をもつ。皮膚呼吸はこれの代表で、水蒸気などを発散している。また毛穴からは皮脂も分泌されるが、皮脂が毛穴に溜まり、それが放置されると角栓となって毛穴を塞ぎ、毛穴の機能を低下させる。鼻に角栓が出来た場合、角栓を除去するための製品が市販されており、それによって除去することができる。また、恒温動物にとっての毛穴の重要な役割として体温の調節のために汗を発散することが挙げられる。これは汗腺から分泌された液体である。
湿疹 w
『』より :
ニキビ w
顔・胸・背に見られるものは、医学的に「尋常性痤瘡」として知られていて、そのうち顔面に発生するものを世間でニキビとよぶ。ニキビは、毛穴(毛包)がホルモンと細菌と皮脂の相互作用によって炎症を起こすことでできる。従って、皮脂が多く分泌される部位にできやすい。ニキビは、皮脂を分泌する毛穴が詰まるところから始まる。詰まった毛穴の中に乾いた皮脂や角質(死んだ細胞)がたまり、この状態が黒ニキビ(毛穴が開いて中身が見えている状態)または白ニキビ(毛穴が閉じている状態)と呼ばれるものである。黒ニキビ、白ニキビの状態から赤いニキビを作り出すのは、ブドウ球菌と同様に皮膚に非常に多く存在する皮膚常在菌のアクネ桿菌(プロピオニイバクテリウム・アクネス、” P.acnes”)である。アクネ桿菌は、嫌気性の細菌のため酸素のない脂腺の奥に生息する。また、皮脂を好むため、詰まった毛穴の中で皮脂を栄養として過剰に増殖し、脂肪分解酵素のリパーゼを分泌し、皮脂を遊離脂肪酸にしてコメドとなる。また紫外線や空気中の酸素が皮脂を過酸化脂質に変化させる。このように皮脂が遊離脂肪酸へ変化し酸化され過酸化脂質へと酸化された結果、炎症が起きて赤くなったり、膿がたまって黄色い部分ができるという症状が出る。また、さらに進行すると、毛穴が破れて中身が流れ出し炎症が広がることもある。その場合は皮膚の深い部分を傷つけてしまうため、炎症が治っても痕(瘢痕・あばた)が残る場合が多い。なお、ニキビのできるメカニズムは完全には解明されていない。また粉瘤腫というほぼ同じ外見の腫れが身体のいずれかの場所にできる場合もあるが、治療方法がニキビとは異なる。
痒み w
痒み(かゆみ)とは、皮膚に起こる感覚を指す。痛覚神経が反応して起きる。痛みの最少単位だという説と、痛覚神経から分岐した痒覚神経によって引き起こされているという説がある。痒みが発生すると、むずむずとした不快な感覚を感じる。皮膚を爪などの硬いもので掻いたり、毛を抜いたりして、強い刺激を与えると一時的に収まる。 アトピーなどの皮膚疾患。 蚊やダニなどの吸血による物。 食べ物によるアレルギー反応。 痒み(かゆみ、そう痒)は、肥満細胞(マスト細胞)やケラチノサイトから放出される、ヒスタミン、トリプテース(プロテアーゼの1種)、ロイコトリエンB4(LTB4)などによって、引き起こされる。
皮膚呼吸 w
皮膚呼吸(ひふこきゅう)は、皮膚を利用した呼吸のことである。動物は、肺や気管、あるいは鰓のように体外との”ガス交換”のための器官を供えるものが多いが、そのような構造を持たないものもある。そのような場合、ガス交換は全身の皮膚で行われている。これを皮膚呼吸という。それなりの呼吸器官を持つものでも、皮膚の柔らかいものは一定量の皮膚呼吸をしていると考えられる。特に小型の動物では皮膚呼吸だけで十分なガス交換ができるので、特定の呼吸器官を持たない場合が多い。脊椎動物では両生類や爬虫類は、肺で呼吸するほかに皮膚や粘膜を利用した皮膚呼吸も行っている。咽喉部や総排泄腔の内壁に毛細血管の豊富な部位があり、この部分がガス交換に関与している。肺呼吸と皮膚呼吸を併用できるのは、肺静脈と大静脈の血液が互いに混じり合う心臓の構造(二心房一心室)によるところが大きい。
脂漏性湿疹 w
脂漏性湿疹(しろうせいしっしん)とは、頭部や顔面にフケ様の付着物を伴う湿疹である。脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)と同義である。乳児・高齢者に多発する。なお、乳児に出現するものを乳児脂漏性湿疹と特別にいうこともある。Image:Seborrhoeic dermatitis.jpg 250px right皮脂中に含まれるトリグリセリドが、真菌(主に癜風菌というマラセチア属真菌)によって分解されて遊離脂肪酸が生じるが、それが皮膚を刺激して接触性皮膚炎を生じるのが一番の原因と考えられている。また、HIV感染の初期症状として発症する事がある。それは、免疫によって増殖が抑制されていた真菌類が、AIDSによる免疫機能の低下によって増殖の抑制が出来なくなり、皮膚が大量の真菌に侵された結果であると考えられる。この他、皮脂中の過酸化脂質により刺激、ビタミン欠乏(B2・B6)・アルコール依存・ストレス・糖尿病・肝疾患が挙げられるが、原因が多岐にわたるため分からないことが多い。
癜風 w
癜風(でんぷう)は、表皮に発症する菌類 真菌感染症。細かい鱗屑が付着する淡褐色斑(黒色癜風)あるいは脱色素斑(白色癜風)ができる。好発部位は背部、胸部、頸部、上腕、腋窩などで、春から夏にかけて発症および悪化しやすく、かゆみは伴わないことが多い。ありふれた病気だが気づかない人が多く、一般的に認知されていない。癜風菌が原因。黒色癜風を黒なまず、白色癜風を白なまずとも言う。 感染症 てんふう
乾皮症 w
乾皮症(かんぴしょう)とは、皮膚が乾燥しガサガサのフケ状のものが付着した状態になる皮膚疾患。子供と高齢者に多い。アンドロゲン(男性ホルモンの一種で、女性にもある。)により皮脂腺が活発になり、皮膚の乾燥を防止する皮脂の分泌が促進される。しかし、子供はアンドロゲンの分泌が少なく皮脂が少ないため乾燥しやすくなり、乾皮症となる。体全体が一様に乾燥するが、頭部・顔は比較的皮脂腺自体が多いため乾燥しにくい。季節変化は比較的少ない。乾燥により痒みを誘発し、湿疹を併発しやすくなる。それが極度であれば、体質・遺伝的影響も考えられアトピー性皮膚炎を併発することがある。高齢になるとアンドロゲンの分泌が減るため皮脂腺の機能も低下し乾燥しやすくなる。特に、下腿伸側・背中はお風呂の時に強くこすったりして皮脂が抜けやすいため、乾燥しやすい。このように高齢者の場合は一様な乾燥にはならないのが特徴である。また、季節変化も大きく冬のみ悪化する場合のことが多い。乾燥が極度であれば湿疹を併発し、皮脂欠乏性湿疹を誘発することがある。また褥瘡を悪化させる原因ともなる。

[PR]エロゲーだけで満足してますか?

注目キーワード