官能といえば...

「官能」のピックアップ・エントリー

カルボニル基 w
カルボニル基(—き)は −C(=O)− で表される官能基でホルムアルデヒドから水素原子を取り除いたものに等しい。結合の相手は単一の原子でも、2つの原子でもよい。アルデヒド、カルボン酸、ケトンあるいはケテンに存在する。結合の1つが水素で置換されている官能基を特にアルデヒド基とよぶ。カルボニル基の炭素原子を特にカルボニル炭素とよぶ。隣の酸素原子が持つ電子求引性のためにこの炭素原子は弱い正電荷を帯び、求核剤の攻撃を受けて様々な反応を起こす。 付加反応#求核的付加反応 求核付加反応 アルドール反応 アルデヒド ケトン カルボン酸 エステル 有機化学 かるほにるき
バーチ還元 w
バーチ還元(—かんげん、Birch reduction)は、液体アンモニア中で金属を用いて行なう還元反応のことである。1944年にアーサー・ジョン・バーチによって報告された。金属の溶解によって発生する溶媒和電子による還元反応であるため、他の還元反応とはかなり反応の特性が異なる。特に重要なのは他の反応では困難なベンゼン環の部分還元が可能であり、1,4-シクロヘキサジエンを得ることができる点である。バーチ還元は以下の手順で行なう。まず、ドライアイスで冷却したデュワー冷却器を装着した反応容器をドライアイス-アセトン浴などで冷却してアンモニアの沸点である-33 ℃よりも低い温度とする。
カルボン酸 w
カルボン酸(- さん)とはカルボン酸構造 (R−COOH) を酸成分とする化合物である。カルボン酸構造の特性基の名称はカルボキシル基(親水性)であり、置換基としての総称はアシル基である。また、カルボン酸は有機酸あるいは英名で alkanoic acid(s) と呼ばれることもある。アルコールと結合してエステル化する。カルボキシル基 (−COOH) は、炭素原子に水酸基一つと酸素原子が二重結合した官能基で親水性。水酸基から水素が電離することで、この官能基を持つ物質は酸性を示す。還元されるとアルデヒド基となる。水酸基と共にエステル結合を作り、チオール基とともにチオエステル結合を作る。カルボキシ基とも言う。
ハロゲン化アルキル w
ハロゲン化アルキル(—か—)は一般式 R-X (R は炭化水素置換基、X はハロゲン)で表される化合物で、アルコールを塩化チオニルや三塩化リン、三臭化リンまたは三ヨウ化リンを用いてヒドロキシ基をハロゲンに置き換えるか、アルカンを光触媒下でハロゲンと反応させると生成する。特に前者の方法は任意の生成物を得ることができるのでよく用いられる。また、工業的あるいは合成で重要なハロゲン化アルキルは塩素以降のもので、フッ化アルキルは反応性に乏しく別の用途(テフロン、フロン)に用いられている。 エーテル溶媒下で金属マグネシウムと反応させるとグリニャール試薬ができる。
ヒドリド還元 w
ヒドリド還元(-かんげん、Hydride reduction)とは、化合物の還元を求核剤としての水素供与体により行う還元反応のことである。ヒドリド還元に属する反応の範囲は用いる文脈や人によって揺れが見られる。例えば「水素化ジイソブチルアルミニウムによるエポキシドの還元は、ヒドリド還元とは位置選択性が異なる。」というような使い方がされることがある。同じアルミニウムの水素化物を用いる反応であっても、水素化アルミニウムリチウムと水素化ジイソブチルアルミニウムでは反応機構が異なるためこの二つを区別しているのである。一方で、水素化トリブチルスズによるハロゲン化物の還元のように、実際にはヒドリドではなくラジカル的な還元反応であっても、形式的にヒドリド還元と見なせることからヒドリド還元の範疇に含む場合もある。
有機金属化合物 w
『有機金属化学』より : 有機金属化学(ゆうききんぞくかがく、Organometallic chemistry)とは金属と炭素との化学結合を含む化合物である有機金属化合物を研究する学問であり、有機金属化学は無機化学と有機化学とが融合した領域である。尚、類似の語である合成有機金属 (organic metal) の場合は、ポリアセチレンなど金属を含まないが電荷移動錯体を形成することで導電性を示す純粋な有機化合物を示し、有機金属化学の範疇外である。有機金属化合物は「有機パラジウム化合物」のように頭に「有機-」を付けた形で呼ばれる。典型的な有機金属化合物にはクロロ(エトキシカルボニルメチル)亜鉛 (ClZnCH2C(=O)OEt) のような有機亜鉛化合物、ジメチル銅リチウム (Li[CuMe2]) のような有機銅化合物、グリニャール試薬・ヨウ化メチルマグネシウム (MeMgI) や ジエチルマグネシウム (Et2Mg) のような有機マグネシウム化合物、”n”-ブチルリチウムのような有機リチウム化合物などがある。
食味検査 w
食味検査(しょくみけんさ)とは、日本では主に米の食味(成分)についての検査のことを指す。同様な意味で、食味試験という用語も用いられる。食味検査は、官能検査と理学的検査(分析検査ともいう)の2つに分かれる。試験官が実際に試食した際の感覚的な評価に基づいて行う検査。詳しくは、食味官能試験の項目を参照のこと。この場合の食味判定は、一般に食味計と呼ばれる測定機器による以下の成分含有量の測定結果に基づく。食味計としては、近赤外線分析機がある。数値化された食味値を用いて、総合的に評価される。たとえば、食味値を100点満点で表示する場合、標準値を60〜65点に設定するという方法を採用する。したがって、標準値より高いほど美味しい米とされる。
カルボニル w
『カルボニル基』より : カルボニル基(—き)は −C(=O)− で表される官能基でホルムアルデヒドから水素原子を取り除いたものに等しい。結合の相手は単一の原子でも、2つの原子でもよい。アルデヒド、カルボン酸、ケトンあるいはケテンに存在する。結合の1つが水素で置換されている官能基を特にアルデヒド基とよぶ。カルボニル基の炭素原子を特にカルボニル炭素とよぶ。隣の酸素原子が持つ電子求引性のためにこの炭素原子は弱い正電荷を帯び、求核剤の攻撃を受けて様々な反応を起こす。 付加反応#求核的付加反応 求核付加反応 アルドール反応 アルデヒド ケトン カルボン酸 エステル 有機化学 かるほにるき
天然物 w
『天然物化学』より : 天然物化学(てんねんぶつかがく)とは、生物が産生する物質(天然物と呼ばれる)を扱う有機化学の一分野である。主に天然物の単離、構造決定、化学合成 合成を扱う。通常は直接生物が産生する物質のみを扱い、石炭や石油のような鉱物的な要素を持つ有機物については天然物化学ではあまり扱わない。もともと有機化学は生物のみが産生することができるとされていた物質を扱う化学の一分野であったので有機化学=天然物化学であった。しかし、19世紀前半にフリードリヒ・ヴェーラーやヘルマン・コルベによって生物体内で無くとも有機化合物を合成することが可能であることが示された。
グリニャール試薬 w
グリニャール試薬(—しやく、Grignard reagent)はヴィクトル・グリニャールが発見したアルキルマグネシウムハライド、R−MgX で表される化合物である。ハロゲン化アルキルにエーテル (化学) エーテル溶媒中でマグネシウムを作用させると生成する。強い求核試薬でありアルキルリチウムと類似した反応を起こす。また、強力な塩基性を示すため、酸性プロトンが存在すると、グリニャール試薬は炭化水素になってしまう。そのため、水の存在下では合成できず、グリニャール試薬を合成する際には原料や器具を十分に乾燥させる必要がある。グリニャール試薬の発見までは1849年にエドワード・フランクランドによって発見されたジアルキル亜鉛がアルキル化剤として使用されていた。しかしジアルキル亜鉛には空気と触れると容易に発火する、調製できるアルキル基が限られている、反応性があまり高くないといった問題点があった。

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